先日、生け花のお稽古で使った花材がギンバイカだったので、ロイヤルウェディングを思い出し、リースやスワッグを作ってみました!
簡単にできるので作り方をご紹介しますね♪
ギンバイカとは
ギンバイカは、常緑低木の花木です。
和名: ギンバイカ(銀梅花)、イワイノキ(祝いの木)
英名: common myrtle
科名 / 属名:フトモモ科 / ギンバイカ属
原産: 地中海沿岸
ギンバイカは、日本では生垣や庭で使われたり、ハーブとしても有名です。
ハーブとして使われる場合は、マートルといわれます。
イギリスのロイヤルウェディングとギンバイカの関係
ギンバイカは、とくにイギリスでは、結婚式で使われてきた歴史があります。
1840年のヴィクトリア女王の結婚式では、ブーケにギンバイカの小枝が使われました。
それ以来、イギリス王室のロイヤルウェディングでは、花嫁はこの伝統を引き継いでいるそうです。
ヴィクトリア女王はブーケに入っていたギンバイカの小枝を植えて木に育てたそうで、それ以来、その木からカットした枝をブーケに使っているのだそう。
イギリス ロイヤルウェディングについてはこちらをご覧ください↓↓↓
そんな素敵な言い伝えがあるギンバイカは、日本でも育てられている身近な花材です。
実際、私は最近、生け花の花材として使いました。
早速、その生け花で使ったギンバイカでリースを作ってみたいと思います!
ギンバイカのリースの作り方
用意するもの
・ギンバイカ
・飾り用の枝や実(ギンバイカだけのリースを作る場合は必要ありません)
・壁掛け用のヒモ
・ワイヤー
・はさみ
ギンバイカの枝の選び方
今回、生け花での花材として使ったギンバイカは、写真のボリュームです。
この枝を、今回、リース用とスワッグ用に分けて使います。
リースは、いろいろ作り方がありますが、今回は、ただ丸めるだけの簡単な作り方をご紹介したいので、
十分な丸の形を作れるように、できるだけ長い枝を選びます。
今回、45㎝くらいの枝を2本選びました。
ギンバイカのリースの作り方
選んだ2本の長い枝を一緒にくるりと丸めてワイヤーでとめます。
初めてギンバイカを丸めましたが、枝がやわらかく簡単に丸くなりました!
全体をみるとこんなかんじ。
この時点では、だいたい丸くなっていればOKです!
この無造作なかんじもナチュラルでかわいいと思うのですが、今回は、ぴょんぴょん出ている枝をまあるく収めます。
ポイントは、葉の流れを同じ方向にすること!
葉には表と裏があるので、できるだけ、葉の表が見えるように枝に葉を絡めて丸に収めていきます。
とはいえ、どうしても表と裏が出てしまいますので、だいたいで大丈夫です!
(今回は、左側が表の葉が多く、右側が裏の葉が多い状態になりました。葉の流は時計回りに統一しています。)
枝は、全部丸の中に収めずに、右上の枝を少し出したままにしてみました!
装飾用の実をワイヤーでつけて、飛び出ている太い枝を(写真左上)カットして完成です!
今回、約45㎝の枝を使い、直径約12㎝のリースができました。
リースを装飾する
お好みのリボンやカードを付けます。
今回、迷ったのですが、シックで少し華やかさもでるよう、パープルのシルクリボンを付けました!
カリグラフィーのカードを添えようと思いましたが、この日は時間切れ・・・また後日できれば添えたいと思います。
無造作に結ぶのも好きですが、リボン結びにするとかわいさが増しますね♪
ドライになるので、ウェディングでは、挙式でリングピローにしたり、受付のウェルカムフラワーとしても使えます!
最後に
今回、生け花で使った花材をみて「ロイヤルウェディングで使われる枝のリースを作ってみよう!」と思い初めての試みでしたが、なかなかかわいく仕上がったと思います♪
このままきれいにドライになるか半信半疑でしたが、作ってから4日目、きれいなグリーンのままドライになっているようです。
ただ、今回、欲張ってスワッグも作ったので、それぞれのギンバイカの量が少なくなってしまいましたが、ドライになると小さくなるので、ボリューム多めで
たくさんのギンバイカを使って作ったほうが良さそうです。
ギンバイカは生垣やお庭にも使われるようなので、実家のお庭をチェックしてみて、もしギンバイカがあったら、ぜひリースやスワッグを作ってみてくださいね♪
ハーブとして使われるだけあって、いい香りに癒されます。
常緑樹なので、これからの季節、リースにもオススメです!
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