先日、東京、天王洲アイルで開催されているシャネルのエキシビジョン「マドモワゼルプリヴェ展」に行ってきました。
オートクチュール、フレグランス、ハイジュエリーの世界を巡るこの展覧会の様子をリポートするので、これから行かれる方の参考になれば嬉しいです♪
マドモワゼルプリヴェ展とは
パリにあるマドモアゼル シャネルのクリエイション スタジオの入り口に掲げられた言葉「MADEMOISELLE PRIVÉ (マドモアゼル プリヴェ) 」を名に冠した展覧会。東京の開催は、ロンドン、ソウル、香港、上海に続き5回目となります。
ファッション
フレグランス&ビューティー
ハイジュエリー
と3つの角度からシャネルの軌跡を巡る展覧会になります。
会場は2フロア構成で、カンポン通り31番地に構えるブティックや前述のクリエイション スタジオと繋がっているマドモアゼル シャネルのアパルトマンと、その色調をイメージした5つのエリアに分けられています。
それでは、私が実際に会場内を歩いた順番どおりにご案内したいと思います♪
フォトジェニックな外観の様子
会場近くに到着すると、スタッフの方が案内してくれるのですが、会場に入れるのは予約時間の直前なので、
早く着いてしまった場合は、受付しなくても入れるこのエリアで、写真撮影するのもオススメです。
シャネルの世界観を体現できる会場内の様子
エントランスの階段
入口に入るとスタッフの方の説明があり、その後自由に展示を観ることができます。
入口のある場所に立つと、だまし絵のような仕掛けがあります。
階段上がると、まず目に入るのがこの扉。
そのまま通り過ぎてしまいそうなのですが・・・
実は、この扉、ビーズ刺繍で出来ているのです!!
メティエダールのアトリエ「ルサージュ」による総刺繍でスタジオへと続くドアが再現されていています。
なんと、制作時間は1200時間!
会場は、2フロアー、5つの色のエリアから構成されています。
この扉を左に行くと白の部屋、右に行くとベージュの部屋です。
「ミラーホワイト」の部屋
白は、シャネルにとって、とても重要な色で、単色だけでなく、黒やベージュのコンビネーションなど、様々なところで使用されているのだそう。
「ベージュ」の部屋
ベージュは、マドモワゼルシャネルが生涯にわたって過ごしたあらゆる場所の随所に見られた色で、
1930年代は、シャネルのアパルトマンには、大きなサンドベージュのソファーが置かれていたのだそう。
1階は、ブラック、レッド、バロックゴールドのエリア
「ブラック」の部屋
シャネルの先見性とモダニティーを最も体現する色。
「レッド」の部屋
赤もシャネルのお気に入りの色。
アパルトマンのインテリアでも、随所に見られた色なのだそう。
「バロックゴールド」の部屋
ゴールドは、シャネルにとって重要なインスピレーションの源なのだそう。
5つの部屋を抜けると・・・
マドモアゼル プリヴェ展にまつわるスケッチや、映画監督ソフィア・コッポラによる動画を見ることができます。
「ワークショップ」の部屋
出口付近にはワークショップのエリアがあります。
私は、刺繍のワークショップに参加したので、その様子はまたあらためてご紹介しますね。
マドモワゼルプリヴェ展の楽しみ方
1. 館内をまわる前に公式アプリをダウンロードする。
アプリをダウンロードすると、展示品にまつわるムービーが再生されたり、音声ガイドを聞いたりすることができます。
2. ワークショプを予約する。
刺繍、金箔貼り、ボトルの密封作業のワークショプを開催しています。
全て既に満席なのですが、キャンセルがあれば参加できる場合もあるとか!?
会場でダメ元で聞いてみてもよいかもしれません。
3. 会場内はすべてフォトジェニックなので、ゆっくり写真を撮りながら会場内をまわれるよう余裕をもって時間をとる。
(時間制限はありません)
4. 会場周辺は海が近くおしゃれなお店も多いので、お食事やお茶の時間も予定に入れてもよいかもです。
私は、夕方から展覧会をみて、お腹が空いたので、会場すぐ近く(隣?)のT.Yハーバーで軽く食事をしました。
その後、ラッキーなことに、ラグビーワールドカップのパプリックビューイングを運河沿いでやっていたので観戦することができました。
マドモワゼルプリヴェ展の概要
■マドモアゼル プリヴェ展 / ガブリエル シャネルの世界へ
日程:10月19日~12月1日
時間:11:00-20:00 (最終入場19:30) 入場無料
場所:東京都品川区東品川2-1-3 B&Cホール-天王洲アイル
最後に
ご紹介した写真はごく一部。
オートクチュールのピースをまじかで観る機会はなかなかないので、ぜひ会場に足を運んでもっともっと詳しくシャネルのオートクチュール、フレグランス、ジュエリーの世界に触れてみてはいかがでしょうか。
入場もワークショップ参加も無料ですが、ラインからの事前予約が必要です。
しっかりした作りのかわいいポーチも無料でいただけます。
美術館やエキシビションに行くとインスパイアされることが多いので、時間がゆるすかぎり足を運ぶようにしています♪
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