6月18日から開催されている「ガブリエル・シャネル展 Manifeste de mode」初日に行ってきました。
実際行ってみて、事前に知っていたほうがよかったと思ったことを中心に、チケット予約、会場の様子、グッズなどレポートします。
ガブリエル・シャネル展とは
2020年10月から2021年3月まで、フランス ガリエラ宮パリ市立モード美術館で開催された「Gabrielle Chanel,Manifeste de mode」の日本向けに再構成する国際巡回展。
シャネルの代名詞でもあるスーツやドレスをはじめ、ジュエリーや香水、バッグなどが展示されています。
日本では、2022年6月18日~2022年9月25日、丸の内の「三菱一号館美術館」で開催。
バッグや洋服が好みで、時々ファッションショーや店舗をチェックしていますが、実はガヴリエル・シャネルという人物について詳しくは知らないことに気づき、今回、この回顧展に行くにあたり、少し調べてみました。
ガヴリエル・シャネルについて
言わずと知れたシャネルの創業者、フランスのファッションデザイナーですよね。
ココ・シャネル(Coco Chanel)は愛称で、本名は、ガブリエル・ボヌール・シャネル(Gabrielle Bonheur Chanel)。
1883年8月19日 – 1971年1月10日。
20世紀初頭からファッションデザイナーとして活躍し、一時活動停止後、作品作りを再開します。
この回顧展で「ガブリエル最後の作品」として展示されている作品は、1971年春夏コレクションの白とゴールドのドレスでした。
亡くなる直前まで作品作りをしていたことになります。
ガブリエル・シャネル展チケット購入方法
webketというチケット販売サイトと美術館の窓口で購入できます。
基本的には日時指定のチケットを購入する予約制ですが、当日券の販売もあります。
(入場は予約優先です。)
(↑これはチラシです。)
一般チケットは 2,300円
チケットサイトはこちら↓
購入すると、
チケットがPDFで書き出されるので、用紙に印刷し持参するか
購入メールに添付されるQRデータをスマホで提示するか
どちらかになります。
私は、QRデーターをスマホで提示しました。
注意点
・指定した時間に間に合わなかった場合: 当日中であれば入館OK
・当日中の入館が難しい場合: 当日までにマイページよりキャンセルをすればOK
→キャンセルをしないとチケットは使用不可となります。
学生割引などの割引チケットは美術館の窓口のみで販売となりますが、
マジックアワーチケット 1,600円という、毎月第2水曜日17:00以降に限り入場可のチケットはWebketのみで販売となります(実施月の1日10:00より販売)。
↑このチケットは、会社帰りの行かれる方はいいですね。 私も2度目行くとしたらこのチケットを狙いたい!
私の時間枠は13:30~14:00でしたが(この時間内の入場が可能)、13:30すぎに到着し、実際、待つことなくスムーズに入館できました。
チケットを提示する前に、検温と手の消毒があります。
館内はさほど混雑しておらず、作品を見るのに待ち時間などはあまりありませんでした。
展示構成
エレベーターで3階に行き、3階→2階と順路に沿って進みます。
ここが入口です。(作品は撮影禁止です)
テーマごとの展示室に作品が展示されていますが、私が印象に残ったのは、
後ろにリボンが付いたブラックドレスと、香水やコスメの瓶や箱。
シンプルだけどなんともモダンでかわいらしい。
フォントやデザインなど長い間立ち止まって見ていました。
クリスチャン・ベラール(イラストレーター)のデッサンも好きでした。
作品の説明を読みながら進み、全て観賞するのに1時間半くらいかかりました。
興味のあるものは人それぞれ違うと思いますが、本展は、洋服やジュエリーの展示が多いので、ファッションデザイナー、ジュエリーデザイナー、洋裁をされる方がより楽しめるのではないかと思いました。
また、現在のデザインイメージのシャネルのモノグラムのボタン、プリントなどほとんどなく(1~2点はあったと思います)
2年前天王洲アイルで開催されたシャネルのエキシビションとはまた違う雰囲気があったので、歴代のデザイナーについても調べてみました!
(この回顧展は、ガブリエル・シャネルの時代の作品のみ展示されています。)
作品は撮影禁止なので、チラシの写真で雰囲気を。
シャネルの歴代デザイナー
ガブリエル・シャネル(1909年 – 1971年)
カール・ラガーフェルド(1983年 – 2019)
ヴィルジニー・ヴィアール (2019 – 現在)
その他ジュエリー専門、化粧品専門のデザイナーもいます。
私たちが今、身近に目にするシャネルの作品、商品は、カール・ラガーフェルドのデザイン、そして最近はヴィルジニー・ヴィアールのデザインということになりますね。
この回顧展の作品(ガブリエルシャネルの作品)は、普段身近に目にするシャネルのイメージよりも、シンプルでシックな印象でした。
ガヴリエル・シャネル展作品リスト
館内では、「作品リスト」の配布がありませんが、美術館のページに掲載があって、必要あればプリントして持参するか、スマホで見ながら鑑賞することもできます。
音声ガイド
無料で音声ガイドを利用できるので、ぜひ入館前にアプリをダウンロードしてください。
注意点としては、
・イヤホンの貸し出しはないので持参すること
・館内には音声ガイドの番号の掲示がないので、音声ガイドアプリ内のマップに掲載されている作品番号に従うこと。
↑
実はこれ、後から知りました。音声ガイドの番号の掲示がなくて不親切!と思っていましたが私の確認ミス。
ぜひ、音声ガイドアプリ内のマップをチェックしてくださいね。
写真撮影サービス
途中写真撮影サービスのコーナーがあります。
少し興味ありましたが、20分待ちだったのでやめました。
ガブリエル・シャネル展のグッズと図録
美術館1FのStore 1894で販売しています。
ストア内は撮影OKなので、少しでも会場の雰囲気を残したいと思い、写真を撮りました。
図録は、美術館のショップいがいでは、蔦屋書店のオンラインショップでも購入できます。
この靴、バッグのノートが人気で、初日にも関わらず売り切れでした。
他の方がスタッフの方と話しているのが聞こえたのですが、プレビューのお客様に人気で売り切れてしまったようで・・・また入荷するそうです。
私もこのノートは普段使いにもかわいいと思いました!
他に、ポストカード、クリアファイルもありました。
洋裁の道具や、フランスにちなんでか、フランスの食品やグッズの販売も。
天王洲アイルで開催されたシャネル展 2019にグッズはありませんでしたが、ポーチのお土産がありましたね!
入場無料なのにすごい!と思いました。
シャネル展 2022では、残念ながら全ての人に配布されるお土産はありませんが、シークレットプレゼントがあって、配布日時未定のプチプレゼントがあるようです!
タイミング合えばラッキーですね。
鑑賞後にCafe1894でお茶
cafeでお茶したかったのですが、その日は、18時からの営業と・・・
この場所は、銀行営業室として利用された空間を復元したクラシックな雰囲気なのでインテリアも必見です。
Cafe1894の休業日、短縮営業については、このページで確認できるので、予定ある方は必ずチェックを!↓
ランチやディナーもできます。
三菱一号館美術館の庭がきれい
美術館がある丸の内ブリックスクエアは中庭がきれい、
6月はバラ、アジサイが楽しめます。
美術館がある丸の内ブリックスクエア内には、エシレ(限定商品が人気!)、カカオサンパカ、ロブションなどおいしいお店
ジョーマロンなどのおしゃれなお店もあります。
会場までのアクセス
最寄り駅は、JR東京駅(徒歩5分)、有楽町駅(徒歩6分)、日比谷線日比谷駅(徒歩3分)など、様々な方法があるのでベストを選んでくださいね。
梅雨の季節は雨も心配ですが、雨に濡れないルートなど、三菱一号館美術館のホームページに掲載あります。
私は、JR東京駅を利用し、久しぶりの「丸の内仲通り」を楽しみました。
ガヴリエル・シャネル展の広告もいたるところにあるのでテンションあがります。
開催概要
ガブリエル・シャネル展 Manifeste de mode
会期: 2022年6月18日(土)~9月25日(日)
場所: 東京都千代田区丸の内2-6-2
開館時間: 10:00〜18:00(⼊館は閉館の30分前まで。祝⽇を除く⾦曜と会期最終週平⽇、第2⽔曜⽇は21:00まで)
休館日: 月曜日(祝日の場合、6/27・7/25・8/15・8/29は開館)
入場料: 一般¥2,300、高校・大学生¥1,200、小・中学生無料(日時指定券)、その他割引チケットあり
最後に
女性のファッションだけでなく思想や生き方も変革したシャネル。観賞後は、ミーハーな憧れだけでなく、もっとシャネルについて知りたいという思いが強くなりました。
(本でも読んでみようかな)
また、作品鑑賞だけでなく、丸の内の街並み、美術館の庭、レストランなど、様々な楽しみ方があります。
ぜひ足を運んでみてください!
このブログは、プリザーブドフラワーショップのフローリスト グリシーヌが書きました。