マリー・クワント展に行ってきました

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

11月26日から開催されている「マリー・クワント展」初日に行ってきました。

3年前にロンドンで観た展示が日本に来ると数ヶ月前に知りとても楽しみしていました。実際行ってみてロンドンの展示との違いや、グッズ、混雑状況などレポートします。

マリークワント展とは

2019年にロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)で開催された展覧会の巡回展。

衣類を中心に、小物、映像、写真、雑誌など展示されています。

日本では、2022年11月26日~2023年1月29日、渋谷の「Bukamura ザ・ミュージアム」で開催。

 

 

 

 

マリー・クワントについて

マリー・クワントといえば、日本ではデイジーロゴと化粧品のイメージがありますが、60年代のファッションの先駆者でもあり、自身の商品を世界中に広めた企業家でもあります。

イギリス生まれ。

25歳の時に、若者向けのブティック「バザー」を開店し、その後様々なビジネスをグローバルに展開します。現在92歳。

 

この展覧会で初めて知ったことも含め、少しご紹介しますね。

・60年代ロンドンのカルチャームーブメント「スウィギング・ロンドン」の中心的存在

・ミニスカートを広める

・ヴィダルサスーンがクワントのヘアを担当

・夫のアレキサンド・ブランケット・グリーン、実業家のアーティー・マグネアらに支えられ、アメリカ、アジア、オーストラリアに事業を拡大(2人の写真は展覧会にも!)

・ブランドロゴのデイジーマークを商標登録

・ライセンス契約を取り入れる

・新素材(PVC、ジャージー素材など)を活用し消費者の選択を広げる

などなど、展覧会の解説文を読んでいくと、クワントの企業家としての軌跡をたどることができるので、展示品だけでなく、解説文もオススメです。

 

 

マリークワント展チケット購入方法

Bunkamuraのサイト美術館の窓口、プレイガイドで購入できます。

基本的には日時指定のチケットを購入する予約制ですが、当日券の販売もあります。

入場は予約優先です。)

一般チケットは 1,700円

チケットサイトはこちら↓

マリー・クワント展のチケット購入方法

 

チケットは、QRチケットになるので、入り口で画面を提示します。

指定した時間に間に合わない場合は、予約優先になりますが入場できます。

私の時間枠は13:00~13:30でしたが(この時間内の入場が可能)、13:30すぎに到着し、実際、待つことなくスムーズに入館できました。

 

ここで、スタッフの方からステッカーのことを教えていただいたのですが、

60年代風のファッションや小物を身につけて来館し、「マイクワント」とキーワードを伝えると先着でオリジナルステッカー(非売品)をプレゼントしてもらえるようです。

 

この日の私のスタイルは、レペットの黄色のバレエシューズ、ターコイズブルーのスカート、J&M Davidosonの黄色のボーダーセーター、黒の革ジャン。

私にとってのいつものスタイルなんですが、それが60年代風と思ってもらえたようで嬉しいサプライズでした。

小物でもいいようなので、何か身につけていっても楽しいと思います!

 

展示構成

4つのテーマに分かれ展示されています。

作品は撮影禁止ですが、入口のこのパネルと出口の写真のみ撮影可です。

ロンドンのV&Aは撮影可だったのでたくさん撮影しました。後日そちらの様子もブログにアップしますね。

(→現在は一部の作品が撮影可のようです。12/12)

 

 

一番最初の展示品のスケッチブック。これがとてもかわいくて一気にテンションがあがります。

作品は、衣類だけでなく、写真、小物、バザーのカラフルなショッパー、デイジー人形、化粧品、当時の受注書の書類など多岐に渡ります。

作品の説明を読みながら進み、全て観賞するのに私は2時間くらいかかりました。

ガイドも聞きながらかなりゆっくり観たので、ささっと観れば30分もかからないのではないかと思います。

 

 

作品は撮影禁止なので、入口のパネルで雰囲気を。

 

館内は若い女性が多い印象ですが、年配の方や、熱心にメモをとる方、デザイナーやアパレル経営者のようなおしゃれな男性もいらっしゃいました。

作品が見にくいほど混雑はしていませんが、たくさんの方が来場している印象でした。

 

3年前にロンドンで観た作品もたくさんありました。

マリー・クワント展作品リスト

最近、作品リストの配布がなく、ネット上で見れるようになっている場合もありますが、マリー・クワント展は、「作品リスト」の配布があります。

ぜひ入口でもらってくださいね。

 

 

音声ガイド

有料で音声ガイドを利用できます

料金は650円

音声ガイドを利用すると先着でグリーンステッカーをプレゼントしてもらえます。

知らなかったので嬉しいサプライズ

作品には解説文もありますが、音声ガイドにしかないコンテンツもあるようですよ。

 

 

マリークワント展のお土産、プレゼント

全員に配布されるお土産はないのですがプレゼント企画があります

4つの企画によってプレゼントされるオリジナルステッカー(非売品)があって、該当するとホログラム加工が施されているスペシャルデザインの非売品のステッカーをプレゼントしてもらえます。

 

1. オレンジのステッカー(写真左上)

60年代風のファッションや小物を身に着けて来館し、入館時に「マイクワント」とキーワードを伝える。

→私はいつもの格好で言ったら、入口でスタッフの方に教えてくれて、思いがけずオレンジステッカーをプレゼントしてもらえました。

 

2. グリーンのステッカー(写真右下)

音声ガイドを利用する。

→これももともと音声ガイドを利用する予定だったので、思いがけず。

 

3. 水色のステッカー

Bunkamura ル・シネマで11/26~上映されている映画「マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説」の チケット半券(QRチケット可)を持って、「マリー・クワント展」を鑑賞する・

→これも展覧会を観た後に知ったのですが、先に展覧会を観たら対象外になるのだろか・・・

映画も観る予定なので、またレポートします。

 

4. パープルのステッカー

ヘアサロン「PEEK-A-BOO」のレシートを持参する。

 

さらに、ステッカーを3種類集め、美術館入口スタッフに提示すると、先着で展覧会の見どころを掲載したブックレット(非売品)をプレゼントしてもらえるそうです!

 

プレゼント企画の詳細はこちら

マリー・クワント展のプレゼント企画

 

 

マリー・クワント展のグッズ

展覧会の出口を出るとグッズ売り場があります。

売り場の撮影もNGなので、私の購入品の写真と公式サイトを載せます。

マリー・クワント展のグッズ

マリークワント展 グッズ

 

図録は、美術館のショップいがいでは、オンラインショップでも購入できます。

マリー・クワント展公式図録

 

写真右上

マリー・クワントのロンドンのショップのショッパーのミニチュアと紅茶

紅茶はショッパーの中に入っていますが、ショップの方が確か、この展覧会のオリジナルブレンドとおっしゃていたと思います。

柄は8種類くらいあって、全部かわいく選ぶのにとても迷いました。

 

真ん中

ポストカード。

1963年に立ち上げた若々しいライン「ジンジャー・グループ」の広告デザイン

 

右下

イギリス ヘリックス社の鉛筆

 

グッズ売り場には、マリークワントのデザインだけでなく、イギリスにちなんでセレクトされたセンスよい商品がたくさん並んでいました。

 

 

展覧会を記念したコラボレーション企画

様々なコラボレーション企画があります。

 

1Fロビーラウンジ

 

地下 デゥマゴパリ

 

東急エクセルホテル

ランチコース

 

セルリアンタワー

アフタヌーンティー

 

Bunakamuraのカフェは並んでいたので今回は諦めましたが、そんな時は、東急百貨店前のvilonのイートインできるクレープもオススメですよ!

 

 

開催概要

マリー・クワント展

会期: 2022年11月26日(土)~2023年1月29日(日)

場所: Bunkamura ザ・ミュージアム 東京都渋谷区道玄坂2丁目24−1

開館時間: 10:00-18:00(入館は17:30まで)
毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)

入場料: 一般¥1,700、高校・大学生¥1,000、小・中学生¥700

マリー・クワント展公式サイト

 

 

 

最後に

マリークワントのデザイナーとしての活動だけでなく、ロンドンの小さいお店からグローバルにビジネスを展開していく企業家としての歩みがとても興味深く、学ぶことが多かったです。カラフルでシックな洋服や小物もかわいい! 鑑賞した後ハッピーに前向きになれる展覧会です。

ぜひ足を運んでみてください!

 

 

 

 

このブログは、プリザーブドフラワーショップのフローリスト グリシーヌが書きました。

グリシーヌ インスタグラム

 

グリシーヌ プリザーブドフラワー ネットショップ

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。