クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ展に行ってきました

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12月21日から開催されている「クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ展」に行ってきました。

実際行ってみて、事前に知っていたほうがよかったと思ったことを中心に、チケット予約、会場の様子、グッズなどレポートします。

クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ展とは

パリ装飾芸術美術館で2017年7月5日から2018年1月7日まで開催されたディオール創業70周年を祝う展覧会「Christian Dior──Couturier du Rêve  クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ展」。

その後世界4カ国を巡回し、

・ロンドン ヴィクトリア&アルバート美術館 「Christian Dior  Designer of Dreams」

・上海 ロング・ミュージアム

・成都 当代美術館

・ニューヨーク ブルックリン美術館

・ドーハ M7

日本は6カ国目、日本向けに再構成された展覧会が、東京都現代美術館で2022年12月21日~2023年5月28日に開催。

クリスチャンディオール、夢のクチュリエ展

私は2019年5月にロンドンへ旅行に行った際、この展覧会に何度も足を運びましたが、数か月前に、東京で開催されることを知りとても楽しみにしておりました。

日本の展覧会は規模は縮小されるのではないかと勝手に思っていましたが、実際行ってみると、日本独自の展示も多く予想以上に内容が充実していました。

 

クリスチャンディオールについて

フランスのファッションデザイナー。

1947年のデビューから亡くなる1957年まで活動した期間は11年だけですが、その後もブランドは継承され、オートクチュール、服飾、バッグ、宝飾品、コスメ、香水など幅広く展開しています。

 

歴代デザイナーは7人

クリスチャン・ディオール(1946-1957) 11年
イヴ・サンローラン(1957-1960) 3年
マルク・ボアン(1960-1989) 29年
ジャンフランコ・フェレ(1989-1996) 7年
ジョン・ガリアーノ(1996-2011) 15年
ラフ・シモンズ(2012-2015) 3年
マリア・グラツィア・キウリ(2016-)

クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ展チケット購入方法

美術館のサイト(予約優先チケット)

美術館のチケット売り場

で購入できます。基本的には日時指定のチケットを購入する予約制ですが、当日券の販売もあります。

 

チケットの販売サイトはこちら

予約優先チケット

一般 2,000 円

大学生・専門学校生・65 歳以上 1,300円(*証明書必要)

中高生以下無料(*小学生以下は保護者の同伴が必要)

当日券は館内の混雑状況によって待ち時間が長くなることもあるようです。

 

私は13時~13時半の予約枠で行きましたが、到着した13時ころには、15:30~16:00のチケットを販売していました。

けっこう待ちますね。

混雑時の販売状況は美術館の公式Twitterで確認できるので、チェックしてから行くのもオススメ。

チケットは自宅でプリントアウトするか、スマートフォン画面表示で入場できます。

チケットの受け取りは、セブン-イレブンの店頭でも。

 

注意点

・指定した時間に間に合わない場合は、当日であれば、予約優先ではあるが入館OK(1月時点の情報)
・キャンセルは、日時指定券の予約時間の1時間前まで可。

*現在は、チケットはオールソールドアウトですが、キャンセルされたチケットが出てくることがあるので時々チケットサイトをチェックすることをオススメします。

 

ディオール展の展示構成

1階→地下へ順路に沿って進みます。

ここが入口です。

テーマごとの展示室に作品が展示されています。記憶と撮影した写真からご紹介しますね。先入観なく当日楽しみたい方は、読み飛ばしてくださいね。

ロンドンの展覧会と同じテーマと、日本オリジナルのテーマがありましたので、記憶と図録から、( )内にロンドンのテーマを載せますね。

 

1F

・ニュールック (The New look)

・ディオールと日本 (Dior in Btitain)

・歴代デザイナー別の作品展示 (Designers for Dior)

・写真家「高木由利子」さんの展示

・ディオールのアトリエ (The Ateliers)

 

地下

・ディオール作品の表紙の雑誌一覧 (ロンドンでも展示あり)

・ディオールの広告の動画

・コロラマ (ロンドンでも展示あり)

・ディオールの庭 (The Garden)

・ディオールのスターたちとJ’ADORE  (ロンドンでも展示あり)

・ディオールの夜会(The Ballroom))

・レディーディオール

・ディオールと世界 (Travels)

 

作品の説明を読みながら進み、全て観賞するのに3時間くらいかかりました。

すべての解説を読むと一日はかかるのではないでしょうか。

解説を読まずに作品だけをさっと鑑賞すれば1時間かからないかもしれません。

(ディオールの庭)

(ディオールのアトリエ)

 

ディオール展の作品リスト

館内では、「作品リスト」の配布がありません。

ネットの情報によると、東京のディオール展の展示数は1100点もあるようで、作品リストを用意するのは図録作成なみに大変なのかもしれません。

ちなみに、ロンドンV&Aの展示数は私の記憶では約500点、作品リストはありませんでした。

1000点も展示数の違いがあるのかわかりませんが、確かに、ロンドン展より東京展のほうが見応えがあるように感じました。

 

ディオール展の音声ガイド

音声ガイトのサービスはありません

 

ディオール展の写真撮影

会場内は、写真、動画ともに撮影可です。

これは嬉しいですね。

たくさん撮影していると、フル充電しても足りないくらいなので、携帯用の充電器を持参することをオススメします。

(ディオールの夜会) 地下と1階の吹き抜け空間を使用したひな壇の展示では、プロジェクションマッピングと音楽で演出。ロンドン展との違いという意味でも、この展示は圧巻、大迫力。

 

(ディオールと世界)

 

日本オリジナルの展示

この展覧会は、ディオールの作品とともに、日本のアーティストの作品も観ることができます。会場はたくさんの情報があり見過ごしてしまうことも多いので、何度か足を運ぶか、事前に図録やネットの記事で情報収集していくこともオススメなのですが、

でもやはり、最初は自分の感性で鑑賞したいので、1回目は予備知識ない状態がよいかもしれません。

少しここでご紹介すると

・セット、デザイン 重松象平

・写真 高木由利子

・切り絵 柴田あゆみ (「ガーデン」の展示室)

・イス 吉岡徳仁 (「ニュールック」の展示室)

クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ展のグッズと図録

美術館1Fのミュージアムショップ「NADiff contemporary」で販売しています。

ショップはチケットがなくても入れるエリアです。

 

ストア内は撮影不可なので記憶にあるグッズをご紹介すると、

この展覧会のオリジナルは、図録(6930円)、バッグ(11000円)、鉛筆(220円)、色鉛筆、ノート(880円)、ポスターなど。

その他、展覧会オリジナルかはわかりませんが、アロマキャンドル、ジグゾーパスルなども販売していました。

公式サイトでオンライン販売もしていますが、入荷待ちの商品もありますね。

クリスチャン・ディオール夢のクチュリエ展グッズ

 

ロンドンV&Aのグッズと同じようなデザインもありましたので、写真を。

(↓ 注: ロンドンのV&Aのグッズです)

ロンドン ディオール展 グッズ

ノートはサイズとデザインが少し違いますがほぼ同じで、鉛筆もほぼ同じですが、字のフォントが異なります。

その他は同じデザインはなかったと思います。日本のトートバッグは「ディオール ブック トート」と同じような刺繍モチーフのデザインのピンクでとてもかわいらしい雰囲気でした。

 

ロンドンV&Aのグッズはこちら

ロンドン・ディオール展のトートバッグやグッズがかわいい!

 

図録は、ショップで手にとりましたが、ハードカバーなのですが、中身がコピー用紙のような薄い紙を2つ折りにしているものなのが少し気になりました。

好みがあるかもしれないので、実際手にとって購入したほうがよいと思います。

 

鑑賞後にカフェ「二階のサンドイッチ」でお茶

ディオール展は見応えがあるので、丁寧に鑑賞すると後半お腹が空いて集中力がなくなります。

食事をとって鑑賞することをオススメします。

私は鑑賞後まっしぐらで2階のカフェに行きましたが、しっかり食事をとりたい方は地下のレストラン「100本のスプーン」もあります。

東京都現代美術館のカフェとレストラン

ディオール展の会場までのアクセス

最寄り駅は、清澄白河駅

半蔵門線「清澄白河駅」B2番出口より徒歩9分、大江戸線「清澄白河駅」A3番出口より徒歩13分。

東京都現代美術館 アクセス

 

ギンザシックスと美術館の間で無料シャトルバスも出ています。

乗車時間は30分くらいのようです。

ディオール展 無料シャトルバス時刻表

ディオール展の開催概要

クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ展

会期: 2022年12月21日(水)~ 2023年5月28日(日)

場所: 東京都現代美術館 企画展示室 1F/地下

東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)

開館時間: 10:00〜18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)

休館日: 月曜日

入場料: 一般 2,000 円 / 大学生・専門学校生・65 歳以上 1,300円 /中高生以下無料

クリスチャン・ディオール夢のクチュリエ展 公式サイト

最後に

ロンドンで初めてこの展覧会を観たときの感動を今でも覚えています。

東京展ならではのテーマも見応えあり日本初公開となる作品も多く、これだけ大規模の高級メゾンの展覧会は、日本で二度と見る機会はないのではないかと思います。

歴代のデザイナーが手掛けたオートクチュールのドレスなどの作品だけでなく、貴重な写真、デザイン画、資料なども並びます。

ぜひ足を運んでみてください!

(コロラマ)

 

ロンドン開催についてはこちらの記事を

ロンドンV&Aのディオール展のチケットを購入する方法

ロンドン・ディオール展のウェディグドレス

ディオール展のDIORAMAギャラリーの美しい色

ロンドンV&Aディオール展の見応え満載の展示概要

 

ロンドンのディオール展 Dior Designer of Dreams の図録を、グリシーヌのプリザーブドフラワーアレンジに合わせてみました。

グリシーヌ プリザーブドフラワーアレンジメント

 

 

 

 

このブログは、プリザーブドフラワーショップのフローリスト グリシーヌが書きました。

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